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【TGS2017】作品への愛の深さゆえに、ストーリーが全編VR対応に。『ANUBIS ZONE OF THE STAGE:M∀RS』レポート

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9月21日(木)から24日(日)にかけて千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2017(以下、TGS2017)」。KONAMIブースではの一般公開がスタートした23日(土)に、ステージイベント『ANUBIS ZONE OF THE STAGE:M∀RS』が実施された。本ステージはMCを森一丁氏と渡辺未優が務め、コナミデジタルエンタテインメント 制作プロデューサー 岡村憲明氏、そして共同制作会社となるCygames プロジェクトマネージャー 近藤健一氏によるトークが行われた。本作の制作に至った経緯などが熱く語られた、そのステージの様子をお届けする。

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TGS2017直前のソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)が開催、国内のプレイステーションビジネスにおける販売戦略発表を行う「2017 PlayStation Press Conference in Japan」にて4K/VR対応リマスター版となる『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』の制作決定が発表された。

2001年にPS2用ソフト『ZONE OF THE ENDERS Z.O.E』(ゾーン オブ エンダーズ、以下『Z.O.E』)が発売、その続編となるPS2用ソフト『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(アヌビス ゾーン オブ エンダーズ、以下『ANUBIS』)が2年後の2003年に発売された。そして2012年には『Z.O.E』と『ANUBIS』をより高画質にし、1本のソフトとしたPS3/Xbox 360用ソフト『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』が発売されている。

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『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』はこのPS3『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』をベースに、ビジュアル・サウンドを大胆にリマスタリングし、さらにVRコンテンツをふんだんに盛り込んだ作品となる。

イベントは公開されたばかりのデビュートレーラーの上映から。1分程度の映像ながら、期待の高まるその美しい映像に会場に集まったファンの目はモニターに釘付けになっていた。そしてゲストたちがステージへ。

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まずは今回Cygamesとの共同開発へ至った経緯が語られる。元々Cygamesには『ANUBIS』のファンが多く、ぜひVRを柱としたリマスターをやりたいと提案したのだと近藤プロジェクトマネージャー。そして岡村制作プロデューサーは、何故Cygamesとなのかと聞かれれば「一番愛が深かったから」という明確な答えがあると告げた。一緒に『ANUBIS』を作りたいという誠意が伝わってきて、パートナーとしてこの人たちとなら良いアヌビスが復活できると確信したそうだ。

そんな中、苦労している点も語られる。原作である『ANUBIS』は手触りが重要なゲームだと思っているので、そこを損なうことなくVRへ対応するというのが大変だったと近藤プロジェクトマネージャーは語る。元々は三人称視点だったゲームをコックピットビューとなる一人称視点への変更となったことで、開発当初は自分が何をやっているかもわからないようなところもあり、それを改善するのにとても苦労したという。岡村制作プロデューサーからは作品の古い資料などをかき集めるのが大変だったという、10年以上も続く作品ならではの苦労話もあった。

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ここでデビュートレーラーのロングver.も披露。映像を観終えた会場から大きな拍手が贈られる。そしてそのまま気になるところについてトークが繰り広げられる。まずはグラフィックについて。独特のモデルはそのままだが、それ以外は完全に作り直しているとのこと。テクスチャについては4K解像度に対応するよう完全にリライトしているという。さらにサウンドも次世代サラウンドフォーマットに対応し、重厚で立体的な音響が楽しめるようになっている。PC(Steam)版についてはドルビーアトモスに対応、より臨場感あふれるサウンドを楽しむことができるそうだ。

また気になる本作のVR対応についてだが、近藤プロジェクトマネージャーから企画当初は一部のステージのみVR対応にする予定だったのが、最終的にストーリーは全編VR対応になるよう制作していることが明かされた。一部のモードを除き、ほぼVRで楽しめるようになっているそうだ。しかしあくまでVR対応コンテンツであって、VR専用コンテンツではないとのこと。また岡村制作プロデューサーは、企画最初はVRは5分くらい楽しめるおまけ的な要素になるのかと思っていたそうだが、それがほぼ全部VR対応できるという話に発展していったことに、ファンも喜んでもらえると嬉しく思ったこと、そしてまさに作品への愛がなせる業だと感じたと笑顔をみせていた。

もちろん、それだけ対応させるのも安易なことではなく、元の『ANUBIS』では激しいアクションがあることからどうしても酔いやすく、それをいかにして酔わないようにゲームの楽しさと面白さを表現するかが大変だったと近藤プロジェクトマネージャーは話していた。その努力の成果をぜひ体験してほしいと、ぜひ実際に手に入れてプレイをしてみてほしいと岡村制作プロデューサーは語った。

また、コックピット画面の右下にジェフティのホログラムがあり、そこに自分が何をしているかわかるようにしてあるという。コックピットだと自機の動きの詳細がわかりにくいのでは、という不安はこれで解消できており、攻撃をしていたりガードをしているといった挙動がわかりやすくなっているそうだ。またVRなので角度によってはジェフティの顔や腕が見えたりするので、よりリアルにコックピットに乗っている没入感も得られるという。

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TGS2017ではこのVRの体験をすることが出来たのだが、整理券もあっという間になくなってしまったという。それだけ注目度の高い作品であることがうかがえた。近藤プロジェクトマネージャーは、どこかのタイミングで追加で体験できる機会を考えているとのことなので、その機会が発表されるのを期待して待っていてほしい。

最後にファンへとメッセージが贈られた。

近藤プロジェクトマネージャー「本作は来年の春発売と、少し先の話にはなりますが、ファンのみなさんに納得いただける作品を作れるようにスタッフ一同頑張っていますので、ご期待いただければと思います」

岡村制作プロデューサー「ファンの期待を裏切らない、愛のある作品になっていると信じています。この形での再現が『ANUBIS』にとっては最良だったのではないかと今は思っています。ぜひVR体験をしていただけたらと思います。みなさん、ジェフティに乗ってください」


<『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』/『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』比較>

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▲PS3/4K

<VRモード>

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<『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS』製品概要>

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作品名:ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS(アヌビス ゾーン・オブ・エンダーズ マーズ)
ジャンル:ハイスピードロボットアクション
発売時期:2018年春
価格:未定
プラットフォーム:PlayStation®4、PlayStation®VR、PC(Steam)
プレー人数:1~2人
※バーサスモードのみ2人プレー対応(2人プレーはVR非対応)
CERO:審査予定

開発元:
Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
Cygames, Inc.
発売元:株式会社コナミデジタルエンタテインメント

【作品公式サイト】https://www.konami.com/games/zoe_mars/

©Konami Digital Entertainment


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2017/10/18
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