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【矢立文庫】裏話や制作秘話など盛りだくさんの内容でファンを楽しませた トークイベント「別冊矢立文庫 ~ライジンオーからトワイライトアクシズ(ほか)まで裏話盛りだくさん~」レポート その1

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9月30日(土)に本オープンから1年を迎えたサンライズの運営するウェブサイト「矢立文庫」。その1周年記念に先駆け、トークイベント「別冊矢立文庫 ~ライジンオーからトワイライトアクシズ(ほか)まで裏話盛りだくさん~」が9月1日(金)、東京・新宿「ロフトプラスワン」にて開催された。

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矢立文庫で掲載されている『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』や『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』の作品の制作秘話やここでしか聞くことのできない裏話に加え、『コードギアス』に『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の新展開の発表などを作品の企画担当と著者が熱く語ったトークイベント。この様子をお届けする。

司会を務めるのは谷口廣次朗さん(サンライズ)と雪乃たまさん。イベントはとてもフランクな雰囲気でスタート。ノンアルコールの「ライジンソーダ」「トワイライト(黄昏)カクテル」「ダントンのクリームソーダ」に、アルコール入りの「ルルーシュの決意」「スザクの想い」、さらに「エルシャ特製カレー」「アンジュがゴミ箱に捨てたプリン」「アークダーマおはぎ」といったフードメニューなど特別に用意されていた限定メニューもあり、会場一丸となっての「乾杯」で幕を開けた。

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最初のトークコーナーは『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』から。この著者である園田英樹さん、そして企画担当の宮村航さん(サンライズ)がTVアニメ『絶対無敵ライジンオー』OP主題歌「ドリーム・シフト」が流れる中、ステージへ。改めて園田さんの掛け声で乾杯すると、今回は複数の作品を取り扱うイベントということで、『絶対無敵ライジンオー』の紹介からトークは始まった。

本作は人気シリーズの「エルドランシリーズ」第1弾。本作に園田さんはストーリー構成として参加していた。当時の思い出などにも触れていく。『絶対無敵ライジンオー』は5年3組の個性的な全18人の小学生たちが主人公。園田さんによると本当はもっと多くしたかったのだという。しかし話がまとまらなくなるため、ぎりぎり学校のクラス感が出る人数、18人となったそうだ。また別の作品で小学5年生の担任がヒーローのものに携わっていて、その作品でもっと子どもたちをメインに描きたいという思いが生まれたことで、『絶対無敵ライジンオー』では子どもたちが主人公になったという。

そんな園田さんだが『絶対無敵ライジンオー』でやり切った思いが強く、続く『元気爆発ガンバルガー』『熱血最強ゴウザウラー』は『絶対無敵ライジンオー』で育った若手に託したそうで、今思うと自分でやればよかったと後悔していると語っていた。それだけ全力を尽くした作品なので、今でも『絶対無敵ライジンオー』への想いが強いのだという。

そして日向仁が一番メインではあるものの、TVアニメの最終回では星山吼児にもフォーカスが当たることについて、第1話の時点で表の主人公が仁で裏は吼児ということでスタートしていたと話す園田さん。そして矢立文庫で連載している『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』では月城飛鳥が主人公になっており、そこからの流れで『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』について触れていく。

『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』が生まれたきっかけは昨年行われた『サンライズフェスティバル2016 満天』。25周年を迎え、HDリマスター化したOVA版『絶対無敵ライジンオー』を上映した本イベントには多くのファンが集まり、そのファンたちの想いに応える形で何かをお返ししたいと園田さんは思ったそうだ。また全く『絶対無敵ライジンオー』を知らない子どもたちにも知ってもらえるような、きっかけになってほしいのだという。

『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』では主人公の飛鳥が高校生となっていて、ライジンオーが存在しない世界のお話。それがひょんなことからTVアニメ『絶対無敵ライジンオー』の世界に飛ばされ、活躍していくという、物語のさわりにも触れる形で作品を紹介。

今後の展開についても話が聞けた。WEB連載は初めての体験のため、直前まで突き詰めて書いていると園田さん。そのため少し連載が遅れがちになっていることを謝りつつ、今後は頑張っていきたいと意気込みを語った。

最後に会場のファンたちからの質問コーナーも行われた。ファンからのネタバレにもなり兼ねない鋭すぎる質問などもありつつ、ファンとの交流を楽しんでいた。

最後の挨拶では、自身がシリーズ構成を務める『ベイブレードバースト神』の告知まではさみ、そんな自由な雰囲気で『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』のトークコーナーは終了した。

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続いては『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』のトークコーナーへ。著者の中村浩二郎さん、企画担当の中島幸治さん(サンライズ)がステージへ。こちらもまずは作品の紹介から。時代設定は宇宙世紀0096年後半。サイコフレームの存在に脅威を感じた地球連邦政府が、特殊部隊「マスティマ」をアクシズに調査団として派遣させるといったところから物語は始まる。

本作は『機動戦士ガンダムMSV‐Rジョニー・ライデンの帰還』や『蒼き鋼のアルペジオ』など著書を持つArk Performance(アークパフォーマンス)さんがストーリー構成・デザイン協力を行っている。このArk Performanceさんとは元々『機動戦士ガンダムMSV‐Rジョニー・ライデンの帰還』の作品などで出版社を通してのやり取りはあったものの、サンライズと直接的に作品を作る機会はあまりなく、色々と一緒にやってみたいと思い声をかけて矢立文庫で動きだしたという。

既にアニメ展開も行われている『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』。元々はピクチャードラマで展開する予定だったそうだ。そのピクチャードラマのスタッフを選ぶ際に、2011年より刊行されていた「週刊 ガンダム パーフェクト・ファイル」でイラストを発注していた金世俊さんや阿部慎吾さんなら良いクオリティの作品になるのではと依頼しようと思ったと中島さん。そうして動いていたら、500カットほどあるフル動画の絵コンテがあがってきたのだという。最初はピクチャードラマのショートフィルムで20~30カット程度あればいいと思っていたため様子が違うと驚いたそうだが、せっかくいただいたので極力この内容を具現化したいと思い、矢立文庫という発信できる場があったのでそれを生かした小説の形からスタートすることに。

しかしArk Performanceさんは漫画家なので、小説でスタートするために作家を探し、月刊ガンダムエースでガンダムの漫画のシナリオをいくつか掛けていたシナリオライター集団のスタジオオルフェに在籍して、かつArk Performanceさんの『蒼き鋼のアルペジオ』のアニメのシナリオライターでもある中村さんにぜひともと声をかけたそうだ。そんな中村さんは共通の知り合いから連絡をもらいサンライズへと出向き、Ark Performanceさんもいてビックリしたそうだが、作品の経緯を聞いて小説版について快諾したという。

そんな『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』だが、もう少しサイコフレームを扱いつつ、アルレット・アルマージュという女性の主人公かつパイロットではない人たちを描いたものを作ろうという企画からスタートしたという。そこでアルレットという技術開発者と、ダントン・ハイレッグというテストパイロットを軸に、メカの戦闘などだけではなく、今まで数多のガンダムの中で描いていなかった部分のドラマを試験的に小説、ショートフィルムで見せていきたいのだと中島さんは熱く語った。

全体として小説は全十章を想定しているため、現在は七割程度の進捗。アニメが先行しているため先が気になる方は「ガンダムファンクラブ」に入会してぜひチェックしてみてほしい。また小説に登場しているガンダムAN-01“トリスタン”を中枢ユニットとして組み込んだ巨大アームドベース「クレヴェナール」、そしてガンダムに対する赤いMA(モビルアーマー)「アハヴァ・アジール」の全容の絵がこの日公式サイトほかにて解禁となったという告知もあった。

ガンプラからメカデザインの話題にも触れる。ガンダムAN-01“トリスタン”はアニメ版の金監督が元のデザインをし、それを小説用にArk Performanceさんが描き、その他に登場するザクⅢ改やバイアラン・イゾルデ、R・ジャジャなどはArk Performanceさんがデザイン。Ark Performanceさんだけでなく、スタッフたちのアイディアが集まって作られていることが明かされた。

そして残り三割と終盤に差し掛かっていること中村さんから、映像が先にあることで設定をそちらと合わせた描写を書くための苦労や、そういったものを書ける楽しみが語られた。また本作は、シャア・アズナブルのパイロットとしての顔だけではない技術開発に前向きなところもフィーチャーしていて、色々な陣営を渡り歩いて新技術に触れていたことも生かせるように書いていきたいと語っていた。さらにキャラの掘り下げなどもやっていけたらとのことで、連邦政府直轄部隊「マスティマ」の若き隊長メーメット・メルカやクァンタン・フェルモとヴァルター・フェルモといった双子の強化人間なども小説で掘り下げられたらと中島さんは語っていた。そして主人公であるアルレットのダントンとの関係性などを注目しながらまた見返してもらえたらと語られ、トークもいよいよ終了の時間が迫る。最後にガンプラをはじめグッズなど広がっていく展開と、残りのラストスパートの意気込みが語られて『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』のトークコーナーは幕を閉じた。

イベント後半『コードギアス』、『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』のコーナーと、編集長である河口佳高さん(サンライズ)登壇の反省会コーナーは別記事(その2)にてご紹介する。

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■矢立文庫とは?

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アニメーション制作会社のサンライズが運営する、社内に眠るバラエティ豊かな企画を公開していくウェブサイトです。
現在連載中の作品では『ハジメまして!』『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』『森のおんがくだん』『オリオンレイン』『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』『SDガンダム ザ・ラストワールド』『アナハイム・ラボラトリー・ログ』『IPポリス つづきちゃん』が掲載されています。
また、矢立文庫オリジナルマスコットキャラクター「ハジメちゃん」と「パロ」が、独自の切り口で日々の更新や連載記事を盛り上げます。

▼矢立文庫 ウェブサイト
http://www.yatate.net/

▼矢立文庫 Twitter
https://twitter.com/yatate_hajime

©サンライズ
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2017/12/22
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