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【矢立文庫】裏話や制作秘話など盛りだくさんの内容でファンを楽しませた トークイベント「別冊矢立文庫 ~ライジンオーからトワイライトアクシズ(ほか)まで裏話盛りだくさん~」レポート その2

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9月30日(土)に本オープンから1年を迎えたサンライズの運営するウェブサイト「矢立文庫」。その1周年記念に先駆け、トークイベント「別冊矢立文庫 ~ライジンオーからトワイライトアクシズ(ほか)まで裏話盛りだくさん~」が9月1日(金)、東京・新宿「ロフトプラスワン」にて開催された。

矢立文庫で掲載されている『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』や『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』の作品の制作秘話やここでしか聞くことのできない裏話に加え、『コードギアス』に『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の新展開の発表などを作品の企画担当と著者が熱く語ったトークイベント。この様子をお届けする。

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『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』、『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』に続き、続いては『コードギアス』シリーズのトークコーナーへ。このコーナーはサンライズからは司会を務める谷口さん、そして矢立文庫で『さよならピーターパン』を連載していた高橋びすいさんがステージへと呼びこまれ、コーナーのスタートを告げる乾杯が行われた。

『コードギアス』シリーズはTVシリーズ全50話に新作カットを加え再構成、オリジナルスタッフが再集結して全編新規アフレコで贈る劇場作品として10月21日(土)の『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)』以降3部作で展開することが発表されている。再び動き出した『コードギアス』シリーズだが主人公のルルーシュの活躍はこちらの劇場版で披露するので、枢木スザクと紅月カレンの二人を主人公にしたアニメシリーズでは描かれなかった物語を、ホビージャパンで『コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉』として2017年秋より展開することが決定。このシナリオを高橋さんが担当する。

現在30歳で『コードギアス』シリーズはまさにリアルタイムで視聴していた世代だという高橋さん。とても『コードギアス』シリーズを好きだったそうで、自分が担当するのがわかったときは嬉しい反面これは失敗できないという複雑な気持ちにもなったそうだ。TVアニメは主人公のルルーシュが中心、スザクは相対する立場となりルルーシュの邪魔をする存在なので、今回はこの視点が反対になることから書くのも大変だと思うと谷口さん。その発言に対し、よりスザクを知ることが出来て嬉しかったと、笑顔で語る高橋さんからは作品への愛が伝わってきた。

そんなスザクにも直属の親衛隊がいて二人の新キャラが追加されるという。そしてアニメのキャラクターデザインを担当している木村貴宏さんが描いていることも明かされた。また、その親衛隊の乗るサザーランドのイラストがスクリーンに映し出されると会場がざわめいていた。またカレンにも新キャラの部下が二人つくことも告げられた。

ここまで発表されていたのはホビージャパンでの連載のお話。いよいよ矢立文庫での展開、『コードギアス断章 モザイクの欠片』が全6話で2017年秋よりスタートすることが発表となった。6人の新たな主人公にスポットを当てて、表舞台では語られなかった物語が描かれるという。ちなみにこれには元ネタがあり、OVA『コードギアス 亡国のアキト』の制作の際のネタが使われているのだという。多少暗めのヒーローになり切れなかった人たちの話だと高橋さんは語るものの、中にはどうしてもネタでしかないようなタイトルもあり、シリアスなだけではないところにも『コードギアス』らしさを感じることができた。

そういった発表もあった中、『コードギアス』のイベントに出てると緊張しっぱなしの高橋さんの、矢立文庫での連載作品『さよならピーターパン』についても話を聞いていく。イベント当日残り2話となっており、先日9月20日に最終回が公開された本作。元々は谷口さんと直接知り合いだった小説家の野﨑まどさんとの二人でやっていた企画だったのだそう。その内容などについてもざっくりと紹介。最終回を既に迎えているので『コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉』と『コードギアス断章 モザイクの欠片』を担当する高橋さんの作品を一気読みするのも面白いかもしれない。そしてこのコーナーも会場からの質問コーナーをはさみ、最後に高橋さんからの「『コードギアス』のファンだった人間がドキドキしながら一生懸命書いていますので、宜しくお願いします」のコメントで終了を迎えた。

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4つ目の作品は『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』のトークコーナー。このコーナーでは著者としてTVアニメでシリーズ構成を担当した樋口達人さん、そして担当の久下宏樹さん(サンライズ)が登壇。また、この日来場していた『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』プロデューサーの土屋康昌さん(サンライズ)もステージへとあがった。

乾杯を行い、作品紹介へ。『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』はオリジナルロボットアニメーション。全25話が放送され、多くの魅力的な女性キャラが登場して話題になった作品。また、度々物議を醸していた作品でもあるのだが、やり過ぎてしまうのはだいたい樋口さんかクリエイティブプロデューサーの福田己津央さんだったという。そんな暴走気味な作品をまとめてくれていたのは芦野芳晴監督だったことが語られた。

また3話までの導入と25話で何をしたいかは決まっていて、4話以降をいかに最善に組み立てていくかが大変だったかも語られる。これが上手くはまってくれたので、良い仕事ができたのではという感想が述べられた。またラスボスとなるエンブリヲについても触れる。世界を牛耳っている大ボスがいるはずで大物感を出したいというところから、福田さんが関俊彦さんを呼ぶと決めたという。また、女性が強い作品というのは決めていたため、そのアンチキャラとしてキャラが出来ていったのだそうだ。とにかく男性キャラを極力絞ろうとしていったら主人公のアンジュの味方か敵だけになり、味方のタスクがラッキースケベのイケメンキャラなので、その対極を目指していったことであの個性的なキャラクターになっていったことが語られた。

その後アンジュについても触れる。最初は髪が長い方でスタートするか、短い方でスタートするかも悩んだそう。演じる水樹奈々さんのイメージが短い髪のアンジュと合うので、長い髪を切って禊を経てという形にし、長い髪からスタートすることになったそうだ。また他の女性キャラクターたちについても語られた。キャラクターにはほぼ役割が決められていて、その役目は過不足なくクリアしていったという。ただ、放送前の先行上映会イベントにも参加した堀江由衣さんが担当するサラマンディーネ(サラ)が、11話になってやっと登場したことには登壇者の三人も苦笑いしていた。

その11話の演出に福田さんが監督を務める『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』や『GEAR戦士電童』を連想させる遊びが入っており、やると決めたなら本気でやらないと意味が無いといった熱弁も。『機動戦士ガンダムSEED』のストライクガンダムの盾が登場するシーンで、さすがにそのままではマズいと思って色だけ変更するようにお願いしたら、最後まで元のオリジナルカラーに戻せと福田さんに言われたというエピソードもあった。

そんな作品についてのフリートークで盛り上がったところで、矢立文庫で『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』のその後、アナザーストーリーを展開予定で、それを樋口さんにお願いしているという。これまでのファンイベントでファンから様々なリクエストをいただいていたので、その恩返しをしたいのだという。そして現在鋭意制作中とのことだが、冒頭から過激だったため矢立文庫の編集長からお叱りを受けて書き直していると暴露し会場の笑いを誘った。

そんな『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』だが、矢立文庫では第一に候補に挙がった作品とのこと。連載作品の準備段階の時に、各スタジオからアニメの原画を集め、それを少しずつ公開していくという企画があり、その第一弾がこの作品だったそうだ。披露された原画が1話の衝撃的なシーンだったこともあり、それがスクリーンに映し出されると、どこまで過激にやろうとしていたかといった話題でトークは盛り上がる。最後に矢立文庫での展開では、小説では表現が難しいメカの描写は抑え、メカから降りた物語を中心に考えていることが明かされた。

そしてこの作品もファンからの質問コーナーを行い、作品の裏話などが披露されコーナーは終了した。

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本イベントを締めくくるため、最後は矢立文庫の編集長である河口佳高さん(サンライズ)がステージへ。サンライズの裏話やそれまでのコーナーについての反省会と称したトークが行われた。

このイベントの開始前に、ファンから要望を集めていた。そちらについて触れていく。最初は『スクライド』の熱い男たちをもう一度見たいといった要望から。こちらについては、「多分やると思います」といったかなり前向きなコメントが飛び出した。続いては『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の新しい展開を望む声があり、翌週に予定されていた「サンライズフェスティバル2017 翔雲」の『アイドルマスター XENOGLOSSIA』回にアイドルマスター総合プロデューサーの坂上陽三さんと長井龍雪監督が登壇するので、そこで熱を伝えてほしいと語られた。『革命機ヴァルヴレイヴ』も展開を望む声があり、以前電撃ホビーマガジンで連載していた小説の文庫化を形にしたいといった話が聞けた。

サンライズアニメの秘蔵設定などの連載や当時のスタッフコラムなど制作面での連載を望む声も。『クロスアンジュ』コーナーで少し話の出ていた原画の公開など、やろうと思っていたが出来ていないことだということで反省していると河口さん。矢立文庫の担当はアニメの方の本職もありつつ兼務で行っているため、遅れたりしてしまうのは温かい目で見守ってもらえるようにファンへと呼びかけた。この秘蔵設定などは全ての資料が残っているわけではないので、各担当者が善意で残しているものを確認をとって掘り出してくる必要があるという。そういった資料も公開されることがありえるとのことなので、ぜひ楽しみにして待っていてほしい。

そして『ガンダム Gのレコンギスタ』『機動戦士Vガンダム』についても要望が。ここで『機動戦士Vガンダム』で脚本を担当していた園田さんも再びステージへとあがる。そして富野由悠季監督からびっしりと書かれた資料を渡され、その資料を読み解くのがとても大変だったことや、一話でガンダムが登場しないはずだったのに、話数が変更になりやはり一話からガンダムが登場することになった話など、当時の思い出でトークが弾む。最後には富野監督と一緒に仕事をした感想なども語られると、いよいよイベントも終盤に。

最後は会場へと集まってくれたファンへプレゼントのコーナー。『絶対無敵ライジンオー』はキャラデザインの武内啓さんとメカデザインのやまだたかひろさんによる描き下ろし色紙、『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』はガンダムAN-01“トリスタン”のガンプラ、高橋さんの新作小説と『コードギアス』キャンパスアート、『クロスアンジュ』ROBOT魂“ヴィルキス”などの豪華商品に矢立文庫の各著者によるサイン入りでプレゼント。園田さんとのじゃんけん大会が行われ、その結果にファンのみなさんは一喜一憂していた。

質問コーナーなどもあり、ファンとスタッフが直接フランクに話もできた本イベント。最後は編集長である河口さんからメッセージが贈られた。

河口さん「今日は大勢お集まりいただきありがとうございました。これくらいの近い距離で、みなさんとお酒やご飯を楽しみながらお話ができて、この人たちが読んでくれているんだなと実感がわきました。矢立文庫は新しい取り組みでして、アニメを作っている人間たちがファンの方たちとホームページや作品を通してコミュニケーションをとりたいと思っていました。まだ始めたばかりで、至らないところもありますが、頑張っていきますので応援をお願いします。またこういった形でみなさんと顔を合わせて、色々なやりとりができたら私たちも楽しいので、これからも何卒宜しくお願いします」

【矢立文庫】裏話や制作秘話など盛りだくさんの内容でファンを楽しませた トークイベント「別冊矢立文庫 ~ライジンオーからトワイライトアクシズ(ほか)まで裏話盛りだくさん~」レポート その1はこちら

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■矢立文庫とは?

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アニメーション制作会社のサンライズが運営する、社内に眠るバラエティ豊かな企画を公開していくウェブサイトです。
現在連載中の作品では『ハジメまして!』『絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲』『森のおんがくだん』『オリオンレイン』『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』『SDガンダム ザ・ラストワールド』『アナハイム・ラボラトリー・ログ』『IPポリス つづきちゃん』が掲載されています。
また、矢立文庫オリジナルマスコットキャラクター「ハジメちゃん」と「パロ」が、独自の切り口で日々の更新や連載記事を盛り上げます。

▼矢立文庫 ウェブサイト
http://www.yatate.net/

▼矢立文庫 Twitter
https://twitter.com/yatate_hajime

©サンライズ
©SUNRISE/PROJECT ANGE


 


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2017/12/22
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